暮らしの整理、まず見直したい10のこと|40代から始める“終活の入り口”

「終活」と聞くと、人生の終わりに向けた準備というイメージが強いかもしれません。でも私は、40代の今こそ“暮らしを整える”ことが大切だと感じています。この記事では、我が家で実際に見直してきた「暮らしの整理ポイント」を10項目にまとめました。どれも今日から始められることばかりです。


この記事の構成(目次)

  1. 浴室の見直し(浴槽レスという選択)
  2. 家族の写真・記録の整理
  3. 住まいの契約・資産の見直し
  4. モノの持ち方を“今の自分”基準に
  5. 書類の整理と保管ルール
  6. デジタル情報の棚卸し
  7. 家計の見える化と固定費の見直し
  8. 家族との共有スペースの整え方
  9. 防災・非常時の備え(持ち出し袋・連絡手段)
  10. 自分の“これから”を考えるノート

1. 浴室の見直し(浴槽レスという選択)

掃除の負担や湿気対策を考え、我が家では浴槽をなくす選択をしました。シャワー中心の生活スタイルに合わせることで、日々の手間が減り、快適さが増しました。

2. 家族の写真・記録の整理

スマホやアルバムに溜まった写真、子どもの作品などを「残したいもの」と「見返さないもの」に分けて整理。クラウド保存やフォルダ分けで、将来見返しやすい形に整えています。

3. 住まいの契約・資産の見直し

住宅購入やローンの返済計画、保険の見直しなど、住まいに関する契約や資産は長期的な安心に直結します。我が家では、ローン完済年齢を意識して、将来の生活設計とセットで考えています。

4. モノの持ち方を“今の自分”基準に

「いつか使うかも」より「今使っているかどうか」で判断。捨てるのが難しいものは写真に残したり、誰かに譲ったりする方法もあります。

5. 書類の整理と保管ルール

保険・契約書・医療情報など、必要なときにすぐ取り出せるように分類。我が家では「家族に見せてもわかる」ことを意識してファイル化しています。

6. デジタル情報の棚卸し

パスワード、クラウドストレージ、SNSアカウントなど、意外と多い“見えない資産”。一覧にしておくだけでも、家族への安心につながります。

7. 家計の見える化と固定費の見直し

住宅ローンや保険、サブスクなど、毎月の支出を一度棚卸し。我が家では、ローン完済年齢を意識して、支出のバランスを見直しました。

8. 家族との共有スペースの整え方

リビングやダイニングなど、家族が集まる場所こそ“整える価値”があります。物の定位置を決める、使いやすい収納をつくるなど、小さな工夫が会話のきっかけにも。

9. 防災・非常時の備え(持ち出し袋・連絡手段)

災害時の備えも“暮らしの整理”の一部。持ち出し袋の中身や、家族との連絡手段を確認しておくと安心です。

10. 自分の“これから”を考えるノート

いわゆる「終活ノート」まではいかなくても、思いついたことをメモするだけでも十分。将来の希望や、家族に伝えたいことを少しずつ書き留めています。


まとめ:暮らしの整理は“未来の安心”の第一歩

暮らしを整えることは、未来の自分と家族への思いやり。40代は、体力・判断力・家族との距離感のバランスが取れる“整えどき”です。まずはできることから、一緒に始めてみませんか?