40代で家を買う。我が家のローン設計と選び方

40代での住宅購入は、家族の生活と将来設計を見直す大きな転機です。この記事では、我が家がどのようにローンを設計し、物件を選んだかを実体験をもとに紹介します。

なぜ今、家を買うのか?

  • 子ども達の成長
  • 老後の住まいを見据えた環境作り
  • 賃貸の更新や家賃負担の見直し

我が家の条件整理

  • 予算:月々の返済額が今の家賃とあまり変わらない(ボーナス払いもしない)
  • 立地:通勤・通学・買い物の利便性
  • 間取り:家族4人が快適に暮らせる空間

ローンの選び方

  • 固定金利 vs 変動金利の比較
  • 返済期間は15年に設定(58歳完済)
  • 団信はがん保障付きプランを選択

購入までの流れ

  • 物件探し:ネット検索と現地見学
  • 契約:仲介業者とのやり取りと書類準備
  • ローン審査:事前審査と本審査の違い

失敗しないためのチェックリスト

  • 物件の周辺環境を実際に歩いて確認
  • ローン返済シミュレーションを複数パターンで実施
  • 家族との話し合いを定期的に設ける

なぜ今、家を買うのか?

子どもたちが中高生になり、2LDKの間取りでは部屋数が足りなくなってきました。さらに、老後を見据えたとき「家賃を払い続けるよりも、少しでも資産として残る住まいの方が安心だろう」と考えるようになり、40歳頃から気軽に物件探しを始めていました。そんな中、たまたま良いタイミングとご縁が重なり、今回の購入に至りました。

我が家の条件整理

  • 予算:月々の返済額は10万円以内、ボーナス併用なしで生活に無理がない範囲
  • 立地:校区が変わらないこと
  • 間取り:家族4人がそれぞれの空間を持てる3LDK以上、収納が多いこと

この条件をもとに、エリアを絞り込み、物件情報を定期的にチェックしていました。

ローンの選び方

ローン選びでは、固定金利と変動金利のどちらにするかで悩みました。変動金利は1.125%、返済額も抑えられそうでしたが、将来的な金利上昇のリスクが気になりました。

一方で、固定金利は返済額が一定のため、計画が立てやすく安心感がありました。しかし、借入金額や返済期間を踏まえた結果、多少金利が上昇しても家計への影響は限定的であると判断し、我が家では変動金利を選択しました。返済期間は15年で、58歳での完済を予定しています。

団体信用生命保険(団信)は、がん保障付きのプランを選びました。私は死亡保険には加入していますが、それ以外の保障には入っていなかったため、ちょうど良い補完となりました。

購入までの流れ

  • 物件探し:ネット検索で発見し、週末に家族で見学に出かけました。
  • 契約:仲介業者とのやり取りはショートメール中心。契約書の読み合わせは慎重に。ボイスレコーダーで記録しました。
  • ローン審査:事前審査は仲介業者が銀行と連携してくれたおかげで、とてもスムーズでした。収入証明や源泉徴収票などを提出。私が転職して1年経過していなかったため、3社に事前審査を申し込みました(1社はネット銀行)。後日、本命の銀行から連絡が入り、転職理由をかなり聞かれました。業界が変わったということもあったからでしょう。電話越しですが、まるで面接を受けてるような感覚になりました。無事、3社とも事前審査を通過し、本審査はテンポよく進みました。

契約から引き渡しまで約2ヶ月。書類準備が大変かと思いましたが、今はコンビニで住民票や所得証明書が取得できるので負担ではありませんでした。

失敗しないためのチェックリスト

  • 物件の周辺環境を実際に歩いて確認(昼と夜の雰囲気)
  • ローン返済シミュレーションを複数パターンで実施(収入減少時も想定)
  • 家族との話し合いを定期的に設ける(懸念点や希望を共有)

まとめ

住宅購入は「家族の安心」を買うことでもあります。ローン設計や物件選びに迷ったときは、まず家族の未来を思い描くことから始めてみてください。我が家の選択が、誰かの参考になれば嬉しいです。